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日本刀について

日本刀の特徴

日本刀の特徴は、古くから「折れず、曲がらず、よく斬れる」という言葉で表されてきました。
「折れず、曲がらず」という点は、"折り返し鍛錬"によって別々に鍛えられ、炭素量が調整された軟らかい「心鉄」(炭素量が少ない鉄)を、硬い「皮鉄」(炭素量が多い鉄)で包むことで生まれ、
更に鍛錬し"焼き入れ"を行うことで反りが加わり、美しい刃文が生じ、「よく斬れる」という特徴が生まれました。
このような独特の工程により製作された刀剣を総称して「日本刀」といいます。

日本刀の見所

これら「姿・形」、「地鉄」、「刃文」の三点が、日本刀の大きな見所です。

日本刀の歴史

現在見られるような日本刀の成立は平安時代中期以降とされます。
その千年の歴史の間には、それぞれの時代の社会的特徴が反映され、姿・形の上では概ね10期ほどに分類されます。

1 平安時代中期以前

日本刀成立以前の時代の刀剣を上古刀という。
上古刀は平造りあるいは切刃造りの直刀(反りのない刀剣)がほとんどである。

2 平安時代末期~鎌倉時代初期

日本独自の鎬造りの湾刀(反りのある刀剣)という様式が完成した。
太刀は細身で腰反り、踏ん張りが強く、元幅と先幅の差が大きく、小切先で優美な姿をしている。

3 鎌倉時代中期

重ねが厚く平肉豊かに、身幅が広くなり、元幅と先幅の差が小さく切先は中切先、反りは中反りとなり、豪壮な太刀姿となる。

4 鎌倉時代末期

太刀はさらに豪壮雄大なものとなり、身幅が広く、元幅と先幅の差が少ない、中切先の延びる姿となる。

5 南北朝時代

鎌倉時代後半から続く大型化の傾向がさらに進み、身幅が広く、切先も大切先となり、3尺を超す長大な太刀が作られた。

6 室町時代前期

鎌倉時代初期の様式に倣い、身幅、切先共に尋常で反りの高い太刀姿となるが、先反りとなる。

7 室町時代後期

戦闘様式が一騎駆けから徒歩の集団戦となり、抜きやすく、片手で使用しても便利なように刃長が短くなり、先反りも一段と強くなった打刀が多くなる。

8 桃山時代

慶長年間より前のものを古刀、以後のものを新刀と称する。
この頃から武士は刀と脇指の二本を指すのが式制となる。このころの刀の体配は身幅が広く、切先が延びる。

9 江戸時代前期

刀の体配は反り浅く、先身幅が狭くなり、切先も中切先となる。

10 江戸時代後期(幕末)

天明年間以後のものを新々刀または復古新刀と呼ぶ。
身幅が広く、切先の延びた鎌倉時代末期から南北朝時代に見られるような大振りの体配となる。

11 明治時代以後

明治維新により廃刀令が出て刀工は職を失ったが鍛刀の技術は保護され、今日においても作刀は続けられている。

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